そして・・・・俺はソファーに横たわった

表情をこわばらせて・・・
身体を硬くしている
膝を撫でて・・・
そして、太ももに頭を乗せた


「珪・・くん・・?」
「俺・・・・もう我慢できない」

「が、我慢できないって・・・珪くん」

「耳掃除・・・してくれるだろ?
・・・いいだろ?」

そう言って・・・俺は
サイドボードから取り出してきた耳かきをに渡した


「あ・・・耳掃除・・・はは・・ははは・・・耳掃除」

「ん・・・耳掃除・・・してくれ」

「うん」

手渡した耳かきを手に・・・は俺の耳を掃除する

一度は・・・して欲しかった・・・彼女の膝枕

そして・・・目を閉じて
俺はくすぐったい耳の感覚を楽しむ


「珪くんが、お昼寝以外にしたかったことって
耳掃除だったのか〜
うん、耳掃除気持ちいいよね」

そう言って、は俺の耳を丁寧に掃除する
俺は・・・の太ももの温もりを
頬に感じられるだけで・・・
満足している・・・ってことにしておこう



・・・
本当はおまえが何を想像してたか・・・
俺は知っている


俺の

「いいだろ?」

って問いかけに
うなずいたおまえが・・・・
決心をしていたことも


でも・・・今日は・・・これでいい
柔らかな唇は俺のものになった・・・


俺たちには時間がたっぷりあるんだから
これからゆっくり・・・
焦らず・・ゆっくり
愛し合えばいい・・・
そうだよな・・・


「あ!珪くん雨が上がったみたい」
「ん?」


の膝枕の上で目を開けると
窓の外にうっすらと明かりがさしているのが見えた


「それにしても
珪くんの耳の中凄く綺麗だよ?
これで我慢できなかったの?」

「ん・・・」

鈍感な姫は・・・いつまでも鈍感なままで
俺は・・そんなを愛してる



END



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